【3分で分かる!】フロスと歯間ブラシ、どっちを使えばいいの?

はじめに:毎日のケアに欠かせない「すき間掃除」
「デンタルフロスと歯間ブラシって、どっちを使えばいいの?」
「なんとなく使ってるけど、正直どっちが正解なのかわからない…」
そんな風に感じたことはありませんか?歯科検診やクリーニングの際に「フロスも使ってくださいね」と言われたものの、歯間ブラシとの違いがよく分からず、手に取るのをためらっている方も多いはずです。
この記事では、それぞれの特徴・使い分けのポイント・おすすめの選び方までを、たった3分でわかりやすく解説します。
正しいケアで、虫歯・歯周病予防の効果をしっかり引き出しましょう!
フロスと歯間ブラシの違いとは?
まずは、それぞれの特徴を簡単に比較してみましょう。
項目 | フロス | 歯間ブラシ |
---|---|---|
形状 | 細い糸状 | 小さなブラシ状 |
適した場所 | 歯と歯が密接している部分 | 歯と歯の間にすき間がある部分 |
主な目的 | 歯垢や食べかすの除去 | 歯垢や食べかすの除去、歯周ポケットのケア |
使用頻度 | 少なくとも1日1回 | 少なくとも1日1回 |
どちらを使うべき?選び方のポイント


歯と歯がきつく詰まっている場合・若い世代
→ デンタルフロスがおすすめです。糸がすっと入り、隙間の汚れをしっかり絡め取ることができます。
フロスの中でも、WAXED(ワックスタイプ)がおすすめです。表面にワックスが施されているため、パサパサせずに、使いやすいです。
歯と歯の間にすき間がある場合や、歯周病治療中の方・大人世代
→ 歯間ブラシがおすすめです。ブラシ部分が歯肉のキワに届き、汚れをかき出してくれます。
大きな食べかすは、最初に歯間ブラシを使って取り除きましょう。写真のような形の歯間ブラシが使いやすいです。楊枝は、歯肉を傷つける恐れがあるため、使用してはいけません。
迷ったときは?
歯科医院で歯ぐきの状態やすき間の大きさを確認してもらい、適したサイズや使い方をアドバイスしてもらうのがベストです。
両方使うのが理想的?

実は、フロスと歯間ブラシを併用するのが理想的とされています。
特に歯と歯の隙間の大きさは部位によって異なるため、部分的に使い分けることで、より効果的な清掃が可能になります。
歯間ブラシが通る箇所は歯間ブラシをお使いいただき、通らないところはフロスを使って、きれいに清掃しましょう。
正しい使い方をマスターしよう
どちらも正しく使わないと、逆に歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
フロスは「やさしく上下に動かして」、歯間ブラシは「無理に押し込まずにスッと入るサイズ」を選びましょう。
不安な場合は、歯科医院で一度使い方を見てもらうと安心です。
まとめ
- 歯のすき間の掃除にはフロスと歯間ブラシのどちらか(または両方)を使うのが効果的です。
- 使い分けのポイントは「すき間の大きさ」。迷ったら歯科医院に相談しましょう。
- 毎日1回、丁寧なケアを続けることが、むし歯・歯周病予防につながります。
※画像参照:GC公式サイト