目次
よくあるご質問 子どものお口のこと
小児歯科について
- いつから小児歯科に通えばいいですか?
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乳歯が生え始めたら通院の目安にしましょう。
早めに通うことで歯医者さんに慣れることができ、虫歯予防の習慣も身につきやすくなります。 - 指しゃぶりやクセは歯並びに影響しますか?
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はい。指しゃぶりや舌で歯を押すクセは、前歯がかみ合わなくなる「オープンバイト(開咬)」や出っ歯につながる場合があります。
こうした悪習癖は早めにご相談いただくことで、将来の歯並びやかみ合わせに良い影響を与えることができます。 - 月1チェックコースはどんな内容ですか?
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歯磨きが苦手なお子様や、仕上げ磨きを嫌がるお子様におすすめです。
内容は、磨き残しのクリーニング、フッ素塗布、歯並びチェック、仕上げ磨きアドバイス、歯医者に慣れるトレーニングなど。
DVDを見ながら楽しく治療を受けられる環境も整えております。 - 保険は使えますか?
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はい、保険診療で受けられます。(審美目的の矯正治療を除く)
安心して継続していただけるよう配慮しております。
子供の口臭についてよくある不安・疑問
- 子どもにも口臭はありますか?
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はい。子どもにも大人と同様に「生理的口臭」と「病的口臭」があります。朝起きた直後の口臭は生理的なものですが、長時間続いたり、腐敗臭や甘酸っぱい臭いがする場合は病的口臭の可能性があります。
- 子どもの口臭の主な原因は何ですか?
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主な原因は3つあります。
- 口腔内の問題(虫歯、歯肉炎、舌苔、磨き残し)
- 鼻や喉の疾患(副鼻腔炎、扁桃腺の膿栓、口呼吸による乾燥)
- 全身の不調(消化不良、便秘、まれに糖尿病など)
- 年齢によって口臭の原因は違いますか?
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はい、年齢別に特徴があります。
- 0〜3歳:仕上げ磨き不足、口呼吸、扁桃腺の影響
- 4〜10歳:自分磨きの不十分さ、舌苔、乳歯の虫歯
- 11歳以上:永久歯の虫歯・歯肉炎、ホルモンバランスの変化、ストレスによる体調不良
- 家庭でできる口臭対策は何がありますか?
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以下のポイントを実践しましょう。
- 正しい歯磨きと仕上げ磨き、フロスや舌のクリーニング
- 水分補給やバランスの良い食事、十分な睡眠、よく噛む習慣
- 鼻呼吸を促す(鼻炎や鼻づまりのケア、口輪筋トレーニング)
- 定期的に歯科医院でチェックとクリーニングを受ける
- どんな時に歯科や耳鼻科を受診すべきですか?
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次の場合は専門医に相談してください。
- 家庭でのケアをしても口臭が改善しない
- 強い腐敗臭や甘酸っぱい臭いが続く
- 歯の痛みや赤みなど口腔内の異常がある
- 鼻づまりや膿栓、黄色や緑色の鼻水が出る
- 便秘や消化不良、全身の体調不良を伴う場合
- 歯科医院ではどのようなケアが受けられますか?
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虫歯や歯肉炎の診断・治療、舌苔や歯石の除去、ブラッシング指導を受けられます。必要に応じて耳鼻科や小児科と連携することもあります。
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