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子供の口臭についてよくある不安・疑問
- 子どもにも口臭はありますか?
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はい。子どもにも大人と同様に「生理的口臭」と「病的口臭」があります。朝起きた直後の口臭は生理的なものですが、長時間続いたり、腐敗臭や甘酸っぱい臭いがする場合は病的口臭の可能性があります。
- 子どもの口臭の主な原因は何ですか?
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主な原因は3つあります。
- 口腔内の問題(虫歯、歯肉炎、舌苔、磨き残し)
- 鼻や喉の疾患(副鼻腔炎、扁桃腺の膿栓、口呼吸による乾燥)
- 全身の不調(消化不良、便秘、まれに糖尿病など)
- 年齢によって口臭の原因は違いますか?
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はい、年齢別に特徴があります。
- 0〜3歳:仕上げ磨き不足、口呼吸、扁桃腺の影響
- 4〜10歳:自分磨きの不十分さ、舌苔、乳歯の虫歯
- 11歳以上:永久歯の虫歯・歯肉炎、ホルモンバランスの変化、ストレスによる体調不良
- 家庭でできる口臭対策は何がありますか?
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以下のポイントを実践しましょう。
- 正しい歯磨きと仕上げ磨き、フロスや舌のクリーニング
- 水分補給やバランスの良い食事、十分な睡眠、よく噛む習慣
- 鼻呼吸を促す(鼻炎や鼻づまりのケア、口輪筋トレーニング)
- 定期的に歯科医院でチェックとクリーニングを受ける
- どんな時に歯科や耳鼻科を受診すべきですか?
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次の場合は専門医に相談してください。
- 家庭でのケアをしても口臭が改善しない
- 強い腐敗臭や甘酸っぱい臭いが続く
- 歯の痛みや赤みなど口腔内の異常がある
- 鼻づまりや膿栓、黄色や緑色の鼻水が出る
- 便秘や消化不良、全身の体調不良を伴う場合
- 歯科医院ではどのようなケアが受けられますか?
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虫歯や歯肉炎の診断・治療、舌苔や歯石の除去、ブラッシング指導を受けられます。必要に応じて耳鼻科や小児科と連携することもあります。
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