武蔵小山の歯医者として、地域医療にどう向き合うか

武蔵小山で歯医者を探すとき、
何を基準に選べばよいのか、迷われる方は少なくないと思います。
「家から近いから」「通いやすそうだから」
もちろん、それも大切な理由です。
一方で、歯科医院は一度きりではなく、
長い時間をかけて通う場所になることも多い医療機関です。
どのような考え方で診療をしているのか。
地域とどのように関わっているのか。
そうした部分は、実際には見えにくいものかもしれません。
私は品川区・武蔵小山で歯医者として診療を続ける中で、
「治療そのもの」だけでなく、
地域の中で歯科医療が果たす役割について
考えるようになりました。
このコラムでは、
武蔵小山の歯医者として、
私が地域医療にどのように向き合っているのか、
そして、荏原歯科医師会や荏原学校歯科医会に関わるようになった背景について、
少しお話ししたいと思います。
歯医者選びのひとつの視点として、
何か感じ取っていただけるものがあれば幸いです。
武蔵小山で歯医者を続けるということ

武蔵小山で診療を続けてきた中で、地域の変化と人の温かさを日々感じています。
この街で歯科医療に携わることは、私にとって特別な意味があります。
暮らしの変化と、歯科医療
武蔵小山は、小さなお子さんからご高齢の方まで、さまざまな世代の方が暮らしている地域です。
再開発で街の雰囲気が少しずつ変わる中でも、地域の暮らしには変わらない温かさがあります。
歯医者として診療を行っていると、同じ患者さんの歯を、長い時間をかけて診ることがあります。
学生だった方が社会人になり、やがて家庭を持ち、年齢を重ねていく。
その過程で、通院の仕方や治療に対する考え方が少しずつ変わっていくことも珍しくありません。
歯科医療は、その時々の状態だけを診るものではなく、
生活や人生の変化とともに寄り添っていく医療なのだと感じています。
武蔵小山で歯医者を続けるということは、
そうした変化を前提に、一人ひとりの背景に目を向けながら診療を行うことだと、私は考えています。
地域医療に関わるという責任

歯科医療は、診療室の中だけで完結するものではないと感じています。
日々の診療の先には、患者さんの生活や、地域全体とのつながりがあることを実感するようになりました。
診療室の外で見えてくること
日々の診療では、目の前の症状や治療に向き合う時間がほとんどを占めます。
しかし実際には、歯科医療は地域の中で、多くの人や制度と関わりながら成り立っています。
学校健診や企業健診、地域での情報共有、そして医科歯科連携。
こうした“診療室の外”での取り組みが、結果として患者さんの安心につながる場面も少なくありません。
一人の歯医者としてできることには限りがあります。
だからこそ、地域の中でどのように役割を果たしていくのか、
少しずつ考えるようになりました。
地域医療に関わるということは、
特別なことをする、というよりも、
日々の診療を支える土台を、地域全体で整えていくことなのだと思っています。
荏原歯科医師会に入会した理由

2011年の開業以来、まずは目の前の患者さんに向き合うことを大切にしてきました。
そして2025年、ようやく地域医療にしっかり関われる環境が整い、荏原歯科医師会に入会しました。
今なら向き合えると思えた背景
2025年にようやく歯科医師会に入会したのは、
日々の診療や医院運営にしっかり向き合い、十分に関われない状態で参加することに慎重になっていたからです。
地域医療に関わるなら、中途半端ではなく、責任を持って取り組める環境が整ってからと考えていました。
今は、子育ても少し落ち着き、
時間の使い方や気持ちの面でも、以前より余裕が持てるようになりました。
ようやく、地域医療にきちんと向き合える環境が整ってきたと感じています。
私はこれまで、外来診療だけでなく、訪問歯科にも長く携わってきました。
通院が難しくなった方のもとを訪ね、
その方の生活の中で歯科医療がどのような役割を果たしているのかを、
間近で見てきた経験があります。
そこで強く感じたのは、
歯科医療はある一時期だけ関わるものではなく、
その方の一生涯に寄り添っていく医療なのだということでした。
子どもの頃から大人になるまで、
そして年齢を重ね、通院が難しくなったあとも、
地域の中で歯を診続けられる体制があること。
そのためには、個々の歯科医院だけでなく、
地域全体でのつながりが欠かせません。
荏原歯科医師会や荏原学校歯科医会への関わりも、
そうした思いの延長線上にあります。
特別な決意というよりも、
「今ならきちんと関われる」と思えたことが、
入会のきっかけでした。
当院が大切にしている診療姿勢

当院が大切にしている診療姿勢には、地域医療に関わるようになった今も変わらず守り続けたい思いがあります。
武蔵小山で歯医者として診療を続ける中で、女医としての視点も大切にしながら、患者さん一人ひとりに向き合ってきました。
変わらず続けていきたいこと
当院では、無理に治療を進めることはしていません。
治療にはいくつもの選択肢があり、
そのどれが適しているかは、患者さんの生活や価値観によっても変わると考えています。
今すぐ必要な治療なのか、
少し様子を見てもよいのか。
その判断も含めて、できるだけ分かりやすくお伝えし、
一緒に考えていくことを大切にしています。
また、歯科医療は一度きりで終わるものではありません。
年齢や環境の変化に合わせて、
治療の考え方や関わり方も変わっていきます。
だからこそ、
「そのときだけ」ではなく、
長い目で見て無理のない診療を続けていきたい。
それが、武蔵小山という地域で歯医者を続けていく上で、
私が大切にしている姿勢です。
これからも、
地域の中で暮らす皆さんの生活に寄り添いながら、
一人ひとりのお口の健康を支えていけたらと思っています。
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